ふと甘いものが食べたくなったとき、パイナップルは、スーパーで1年中手にいれることができます。
でも「美味しいと聞いていたのに買って食べてみたら甘くなかった」
「思っていたより固かった」
など、そんな経験がある方も多いのではないでしょうか?
私も実際に買ったパイナップルが思ったより甘くなかった、硬かったという経験があります。
本当に美味しいパイナップルを楽しむには、食べ頃を見極めることが大切です。パイナップルの食べ頃は、甘い香りがしている頃が食べ頃と言われています。
この記事では、パイナップルの見極め方、甘くてジューシーなパイナップルの食べ頃を紹介します。
パイナップル好きな方におすすめの観光スポットも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
パイナップルの食べ頃を見極める簡単な方法
スーパーでパイナップルを選ぶときに、「どれがいいんだろう?」と悩んだ経験ありませんか?
ふと食べたくなったときに手軽に買えるパイナップルですが、一番美味しいタイミングはいつなのでしょうか?
食べ頃の見極め方は意外と簡単で、以下の2つのポイントに注目してください。
- 色と香り
- 重さと感触
上記について詳しく解説していきたいと思います。
色と香りでわかる!?食べ頃のパイナップルのサイン
パイナップルの食べ頃を見極めるタイミングは色と香りです。この2つのポイントを抑えると甘くて美味しい食べ頃のパイナップルを選ぶことができます。
パイナップルの色、実は?
多くの人が「黄色いパイナップル=食べ頃」と思いがちですが、実際にはそれだけでは判断できません。黄色く色づいたパイナップルは甘みが強いことが多いですが、緑色が残っているものでも熟していることがあります。
実際に私も黄色いパイナップルを選び、失敗したことがありました。
緑色の皮でも、中身が甘くてジューシーなことも多いのですが、最終的に比較してみて、他の条件がすべて同じ場合は、黄色いパイナップルを選ぶと良いでしょう。
食べ頃を見分けるパイナップルの香りとは?
パイナップルの香りも食べ頃を見極めるポイントです。食べ頃のパイナップルは、トロピカルフルーツのような甘い香りがします。特に、甘い香りが底の部分に集中しやすいので、ここを嗅いでみるとわかりやすくて良いでしょう。
逆に香りがあまりしない場合はまだ未熟であることが多く、酸っぱい匂いがする場合は、過熟している可能性があります。
酸っぱい匂いは、発酵したような香りや、酢のようなツンとした香り、失敗したスムージーのような香りが特徴です。このような香りがする場合は、避けた方が良いでしょう。
香りがしっかり甘く感じるものを選ぶと、美味しいパイナップルを選ぶことができます。
重さと感触が決め手!ベストなタイミング
パイナップルの食べ頃を見極めるために、重さと感触は大切で、そこに気をつけると甘くてジューシーなパイナップルを選ぶことができます。
美味しいパイナップルの重さは?
パイナップルの重さに注目してみましょう。
見た目より重みをずっしりと感じるものが、食べ頃のパイナップルです。重みがあるほど水分が多く、ジューシーで甘みも豊かになります。
反対に、見た目より軽く感じるものは水分が少なく、甘さが物足りない可能性があるため、スーパーでパイナップルを選ぶ際は、実際に手に取って重さを比べてみるのがおすすめです。
パイナップルの感触を感じてみて
食べ頃のパイナップルは、軽く押したときに、少しだけへこむ程度の弾力があるのが理想です。指先で優しく押してみて、硬すぎず、ほんの少しだけ柔らかさを感じるぐらいが、食べ頃の目安となります。
硬すぎる場合は未熟で、逆に押すと簡単にへこむようであれば熟しすぎている可能性が高いため避けた方が無難です。
特に茎の付け根部分を軽く押して、やや柔らかさが感じられるものを選ぶと食べ頃のパイナップルを選ぶことができるでしょう。
パイナップルの葉っぱにも注目
新鮮なパイナップルの葉っぱは、深い緑色をしており、フレッシュな草のようにピンと立っています。
一方、鮮度が落ちたものは、葉っぱの色があせて黄色や茶色に変わり、乾燥してツヤを失っていることが多くあります。
しおれて垂れていたり、葉先が茶色く枯れているような場合は、鮮度が落ちているサインなので、そういったものを選ばないように、葉っぱの状態を確認し、スーパーでの選び方に活かしてみてください。
美味しいパイナップルの食べ方と保存方法
パイナップルは、甘くてジューシーな果肉が魅力のフルーツですが、美味しい食べ方には少し工夫が必要です。
その方法として下記の2つのポイントを押さえておくと良いでしょう。
- パイナップルの切り方
- 保存方法
ここでは美味しく食べれるパイナップルの切り方や、その保存方法について紹介します。
切り方で美味しさが変わる!?
パイナップルの美味しさを引き出すためには、切り方がとても大切です。
カットの仕方で美味しさが変わるので参考にしてみてください。
パイナップルの芯の取り除き方、果肉を多く残す皮の剥ぎ方を解説
パイナップルの芯は硬く甘みが少ないため、取り除きましょう。
その後、上下を切り落とし、パイナップルを縦半分に切ります。半分に切ったパイナップルの芯をV字にカットして取り除いてください。芯を取り除くことで、柔らかくて甘い果肉だけを楽しむことができますよ。
皮を剥ぐときは、パイナップルを縦に立てて、皮を薄く剥ぐようにカットします。
目を取り除く際は、斜めにカットすることで甘みを逃さず果肉を多く残すことができるため、美味しく食べることができますよ。
一口にカットすると?
切り分けたパイナップルをさらに縦に切り、食べやすい大きさにカットすれば、食べた時に、果汁が口の中に広がり、パイナップルを美味しく味わうことができます。
実際にパイナップルを食べている感を出したくて、あえてあまりカットせず食べたこともありますが、満足感は得ることはできても、食べにくく、しっかり味わうことはできなかったです。
パイナップルを食べる時は、食べやすさ的にも一口サイズがおすすめですね。
パイナップルの美味しい食べ方はこれ!
パイナップルの一番シンプルで贅沢な食べ方は、やはりそのまま食べることです。新鮮なパイナップルは、そのまま食べるだけで十分に美味しさを楽しむことができます。
切り口が新鮮なうちは風味が良く、時間が経つさと酸化が進み、風味が損なわれてしまうため、パイナップルは食べる直前にカットしましょう。
パイナップルには、ビタミンCや食物繊維が豊富に含まれており、栄養価も高いので、ダイエット中の小腹がすいたときにもぴったりです。
休日の朝にゆっくりパイナップルを食べて南国気分を味わうのもいいですね。
美味しいパイナップルの保存方法は?
パイナップルの保存方法は下記の方法があります。
- 常温保存
- 冷蔵保存
- 冷凍保存
それぞれの保存方法にはメリットがあり、目的や保存期間に応じて使い分けると良いでしょう。
常温の保存方法は?
未カットのパイナップルは、常温でも保存が可能です。
保存する際は、直射日光を避け、風通しの良い場所を選びましょう。
皮が黄色くなり、甘い香りが漂ってきたら、食べ頃のサインですが、長期間の常温保存は避けるのが無難です。過熟を防ぐためにも、常温保存は2〜3日程度を目安にしてください。
冷蔵の保存方法が一番おすすめ
暑い時期には冷やしたパイナップルが美味しく感じますよね。
カットしたパイナップルや熟したパイナップルは、冷蔵保存が1番おすすめです。
カットした場合は、密閉容器やラップでしっかり包んで保存すると、乾燥を防ぐことができます。保存場所は冷蔵庫の野菜室で保存すると良いでしょう。
冷蔵保存することで、パイナップルの風味を1週間ほど保つことができますが、早めに食べ切るようにしてください。保存中に香りや色が変わった場合は、傷んでいる可能性があるので注意が必要です。
美味しさを冷凍!冷凍の保存方法
パイナップルを長期間保存したい場合は、カットしたパイナップルを保存袋に入れ、冷凍することで、最大3ヶ月ほど保存が可能です。
冷凍パイナップルは、スムージーやデザートにそのまま使えますし、自然解凍して食べることもできます。私の場合、細かく小分けにして冷凍しておき、朝にヨーグルトと一緒に食べています。
朝は時間がなく、バタバタしがちなことも多いですが、手軽栄養がとれるので、ぜひ試してみてください。その他にも色々と使えるので小分けで冷凍保存しておくことはおすすめです。
ただし、冷凍すると食感が変わることがあるため、その点を考慮して使ってみてください。
パイナップルを楽しむならここ!沖縄での体験スポットを紹介
パイナップルは手軽にスーパーで購入できますが、その魅力を楽しむためには、実際に産地で味わう体験もおすすめです。
沖縄は日本国内でも有数のパイナップルの生産地であり、特に名護市周辺では多くのパイナップル農園が広がっています。
ここでしか味わえない新鮮で甘いパイナップルや、旅行のついでに、ぜひ本場のパイナップルが楽しめる世界、「ナゴパイナップルパーク」へ足を運んでみてはいかがでしょうか?
沖縄で味わう本場のパイナップルの世界
沖縄は、日本国内でも有数のパイナップルの生産地として知られています。
その中でも特に名護市周辺は、広大なパイナップル農園が広がり、新鮮で甘いパイナップルを楽しむことができます。本場のパイナップルは、完熟したままの状態なため、より豊かな甘さとジューシーな食感を味わえます。
実際に私も沖縄へ旅行へ行った際パイナップルを食べたのですが、その場で食べたパイナップルは別格で、ものすごく甘く、パイナップル独特の舌がピリピリする感じがあまりなく
「流石本場のパイナップル、スーパーで買うパイナップルとは一味違う」と思ったのを覚えています。
沖縄のパイナップルを味わうには、現地の農園や専門店へいき、パイナップル狩りなど、新鮮なパイナップルをその場で楽しむ体験がおすすめです。
中でも「ナゴパイナップルパーク」は、沖縄のパイナップルの魅力を楽しめる人気のスポットです。
パーク内では、パイナップル畑を専用カートで巡りながら、収穫されたばかりのパイナップルを味わうことができるほか、パイナップルを使ったスイーツや生パイナップルのジュースなどを楽しむことができる、まさにパイナップルづくしの、パイナップル好きにはたまらない場所といえるでしょう。
また、ナゴパイナップルパークでは、パイナップルの歴史や栽培の過程を学べる展示もあり、パイナップルの世界を深く知ることができるのも魅力です。
ナゴパイナップルパークで家族みんなで楽しもう
ナゴパイナップルパークは、パイナップルのテーマパークとして沖縄で人気のスポットです。
実際に私も過去にいったことがありますが、南国の雰囲気が広がるガーデンで、子どもも大人も楽しめる工夫がたくさんあり、一日中楽しく過ごすことができました。園内には、パイナップルをテーマにしたアトラクションや体験コーナーもあり、観光にだけではなく、パイナップルの魅力を存分に楽しむことができます。
さらに、パイナップルを使ったオリジナルグッズが並ぶギフトショップでは、思い出に残るお土産を見つけることができます。パイナップルのワインや、パイナップルのコスメなど、普段見ることがあまりない、ここでしか手に入らないアイテムもたくさんあります。
私個人的には、パインチョコのちんすこうが沖縄感があり、好きです。お土産として配ったら、「パインとちんすこうのコラボがあるの!?」と驚かれました。コスパも良いのでおすすめです。
ナゴパイナップルパークは、パイナップルの魅力を存分に味わえるだけでなく、沖縄の自然と触れ合える特別な場所です。
家族や友人と一緒に、ナゴパイナップルパークで特別な思い出を作ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?パイナップルの食べ頃について紹介しました。
パイナップルを最高の状態で味わうためには、食べ頃の見極めや保存方法が大切です。
色や香り、重さなどをチェックし、保存の際は、常温・冷蔵・冷凍それぞれの方法を工夫すれば、美味しいパイナップルを食べることができます。
さらに、沖縄のナゴパイナップルパークなど、現地でのパイナップル体験もおすすめです。
ぜひ、試してみて、自分のお気に入りの食べ方を見つけてみてください。