パイナップルの切り方で裏ワザを知りたい人も多いのではないでしょうか。パイナップルを切る裏ワザは、螺旋状に切る方法、輪切りのあと転がしながら切る方法です。
この記事では、パイナップルの切り方で裏ワザを解説します。美味しいパイナップルの選び方や保存方法も紹介するので、ぜひ内容を確認してみてください。
パイナップルの切り方で裏ワザはある?
パイナップルの基本の切り方に加えて、裏ワザとして「螺旋状に切る方法」、「輪切りにしたあと転がしながら切る方法」があります。それぞれ詳細を確認していきましょう。
基本の切り方
パイナップルは基本的に包丁を使って切ります。パイナップルの皮は硬そうな見た目で、切りにくいと思われがちですが、意外と簡単に包丁が入ります。具体的な手順は以下の通りです。
- パイナップルの上下を切り落とす
- 縦に立てて、半分に切る
- それぞれ1/4サイズにカットにする
- 芯を切り落とす
- 皮に沿って実を切り落とす
- 食べやすい大きさにカットする
パイナップルは傷みやすい果物で、空気に触れた瞬間から酸化が始まります。切ったら早めに消費するようにしましょう。
螺旋状に切る
パイナップルを切る裏ワザには、螺旋状に切る方法があります。螺旋状にパイナップルを切ると、切り落とす皮も少なく、多くの実を食べることができます。具体的な手順は以下の通りです。
- パイナップルの上下を切り落とす
- パイナップルを立て、皮を薄く削ぎ落とす(茶色い点々が残った状態になる)
- 茶色い点々同士を斜めにつなぐと螺旋状になるので、線上をV字で切り込む
- 実を4~8等分にカットする
- 芯を切り落とす
- 食べやすい大きさにカットする
4~8等分にする前に、丸ごと輪切りにし芯を切りぬくと、缶詰のようなパイナップルの出来上がりになります。輪切りのパイナップルをハンバーグのトッピングにすると見た目も綺麗です。
輪切りにしたあと、転がしながら切る
輪切りにしたあとに転がしながらパイナップルを切る方法もおすすめです。皮を剥かず、実をくり抜くイメージで試してみてください。具体的な手順は以下の通りです。
- パイナップルの上下を切り落とす
- 皮ごと半分に輪切りにする
- 皮と実の間に包丁を入れ、パイナップルを転がしながら包丁を前後に動かす
- 実を4~8等分にカットする
- 芯を切り落とす
- 食べやすい大きさにカットする
切り取った皮は筒状になっているので、お皿に立てて盛り付けにも利用できます。パイナップルと一緒にイチゴやキウイ、みかんなど他のフルーツを盛り付けると華やかです。
美味しいパイナップルの見分け方
美味しいパイナップルを見つけるには、ずっしりと重く下部がぽってりしたもの、甘い香りがするもの、つやがあり葉の緑が強いものを選択してください。それぞれ詳細を確認していきましょう。
ずっしりと重く、下部がぽってりしたものを選ぶ
パイナップルは重さがあり、下部がぽってりしているものを選びましょう。重いパイナップルは軽いパイナップルと比較して果肉がぎっしり詰まっている可能性が高いです。
また、美味しいパイナップルは、糖度の高い部分は膨らみやすく、お尻側がぽってりしてるものも食べごろです。同じくらいのサイズのパイナップルを両手に持って比べてみると、違いがわかりやすいでしょう。また、網目が立体的なパイナップルはふっくらしていることが多いです。
パイナップルは下のほうが甘く、おしりの部分からカビが生えやすいといわれています。重さを確認した際には、おしりの部分が綺麗かも確認してみてください。
甘い香りがするものを選ぶ
見た目だけでなく、パイナップルから甘い匂いがしているかも確認しましょう。甘い香りがしているものは完熟したパイナップルである可能性が高く、そうでないものは傷みだしていることも考えられます。
匂いを確かめる際には、パイナップルのおしり部分の匂いをかいでみてください。完熟したパイナップルは、独特の甘い香りがします。
甘いパイナップルかどうかを判断する際には、香りをかぐだけでなく、実際に触ってみましょう。柔すぎるパイナップルは腐っている可能性もあるので、注意が必要です。
ツヤがあり、葉の緑が強いものを選ぶ
最後は、葉にツヤがあり、緑が強いものを選びましょう。濃い緑色の葉をもっているのは、太陽の光を沢山浴びて育ってきたということです。太陽の光を沢山浴びているパイナップルは香り高く、甘味が増しています。
葉先がピンとしているものは、養分が行き届いてるということであり、美味しいパイナップルである可能性が高いです。葉の色が黄色くなってきたり枯れているものは、追熟しているのではなく傷み始めていることが考えられます。
葉の色とあわせて皮の色も確認しましょう。パイナップルの皮の色は品種によって様々です。皮が緑色でも完熟しているパイナップルが存在します。逆に黄色みが強いものは傷み始めているかもしれないので、注意しましょう。
パイナップルの正しい保存方法
パイナップルの正しい保存方法は、2つあります。切る前は冷蔵保尊、切った後は冷凍保存です。それぞれ詳細を確認していきましょう。
切る前のパイナップルは冷蔵保存をする
パイナップルの美味しさを保つためには、切る前のパイナップルを冷蔵保存するようにしましょう。高温の室内や直射日光があたる場所では傷みやすくなるので、できるだけ最適な温度(6~8度)で保存するのがおすすめです。
購入後1~2日で食べる場合は、新聞紙で包んで冷暗所に保管し、食べる2~3時間前に冷蔵庫で冷やすのが理想的です。新聞紙は乾燥を守る役目を果たし風味を保持します。
2~3日後に食べる予定であれば、新聞紙で包んで冷蔵庫の野菜室で保存してください。 葉が邪魔な場合は、切り落としても問題ありません。 その際、果肉を切らないように注意し、葉の根元を1~2cmほど残してカットしましょう。
パイナップルは完熟した状態で収穫されます。長く置いても甘さが増すことはありませんが、酸味が和らぐことはあります。酸味が苦手な方は、2~3日おくとよいでしょう。
切ったパイナップルは冷凍保存をする
長期保存したい場合は、切ったパイナップルを冷凍保存しましょう。パイナップルは傷みやすい果物なので、食べきれない場合は冷凍保存をすると美味しさが保たれます。
冷凍保存する際は、パイナップルを一口大に切り、ラップで包んでからジップロックなどの袋に入れて保管します。食べる時は、冷凍のままアイスのように楽しむのも良いですが、20〜30分ほど置いて半解凍し、シャーベットのような食感で食べるのもおすすめです。完全に解凍してしまうと果汁が流れ出て、風味や香りが損なわれるので注意しましょう。
保存する際はパイナップル同士がくっつかないようにしてください。バラバラにすることで冷凍ムラがなくなり、美味しい状態が保持できるでしょう。
まとめ
この記事では、パイナップルを切る裏ワザを紹介しました。パイナップルの切り方で裏ワザは、以下の通りです。
- 螺旋状に切る方法
- 輪切りにしたあと転がしながら切る方法
美味しいパイナップルを見分けるには、ずっしりと重く下部がぽってりしたもの、甘い香りがするもの、つやがあり葉の緑が強いものを選択してみてください。ぜひ美味しいパイナップルを選んで、裏ワザを活用してみましょう。パイナップルの切り方をマスターしたら、生産日本一の沖縄にも訪れたくなるでしょう。
ナゴパイナップルパークは、パイナップルの栽培などを学べるだけでなく、パイナップル畑に囲まれた可愛いカフェが併設されています。その中で、美味しいパイナップルはもちろん、パイナップルをふんだんに使ったグルメを楽しむことができるでしょう。
ほかにも、パイナップル畑を散策する貴重な体験もできるので、ぜひ足を運んでみてください。