【基本・応用】パイナップルの切り方!アレンジや余った際の保存方法を解説

パイナップル

「パイナップルのカットってどうやるの?」

「余ったパイナップルの保存方法を知っておきたい」

パイナップルは、カット済みの商品が多く販売されていますが、丸ごと買って新鮮な美味しさを楽しみたい方も少なくないでしょう。

パイナップルは硬い皮とトゲトゲした見た目から、カットが難しいイメージを持たれがちです。しかし、基本的な切り方を覚えてしまえば、簡単にカットできるフルーツとなっています。

本記事は、基本から応用のパイナップルの切り方や保存方法を解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

【基本編】パイナップルの切り方

パイナップルの切り方は、皮と芯を取り除くのが基本です。カットの手間が少ないため、初心者でも簡単に実践できます。

パイナップルの基本的な切り方は、以下の手順で進めていきます。

  1. パイナップルの葉とお尻の部分を1〜2cmほど切り落とす。
  2. パイナップルを縦に2等分する
  3. パイナップルの大きさによって2〜4等分してサイズを調整する
  4. 硬いパイナップルの芯は食べられないため、包丁で切り落とす
  5. パイナップルを立てて、果肉と皮を切り離す
  6. パイナップルの果肉を食べやすい大きさに切り分ける

パイナップルの基本的な切り方は、そのまま食べるだけではなく、ヨーグルトやスイーツなどのトッピングにも利用できます。汎用性が高い切り方なので、ぜひお試しください。

【応用】パイナップルの切り方を目的別に3つ紹介!

パイナップルは、目的や食べ方によって切り方をアレンジできます。

  • 基本から簡単アレンジ|スティックカット
  • パイナップル表面の突起を無駄なく除去|スパイライルカット
  • 華やかな見た目が魅力|パイナップルポート

ここでは、応用したパイナップルの切り方を紹介します。

1.基本から簡単アレンジ|スティックカット

パイナップルのスティックカットは、縦に細長い形状に切り分ける方法です。スティックカットは、以下の手順で行います。

  1. パイナップルのヘタと底の部分を1〜2cmほど切り落とす。
  2. パイナップルを縦に4〜6等分する
  3. パイナップルの芯を包丁で切り落とす
  4. パイナップルを立てて、果肉と皮を切り離す
  5. パイナップルを2〜3cm幅のスティック状に切り分ける

また、スティックカットしたパイナップルを竹串や割り箸で突き刺して冷凍庫に入れておけば、100%果肉のアイスを作れます。シャリシャリとした食感のパイナップルアイスを楽しみましょう。

2.パイナップル表面の突起を無駄なく除去|スパイライルカット

スパイラルカットは、パイナップルの表面にある邪魔な突起と呼ばれている部分をキレイに除去する切り方です。スパイラルカットは、以下のような手順で進めます。

  1. パイナップルのヘタと底の部分を1〜2cmほど切り落とす。
  2. パイナップルを立てて、上から下に向かってすべての皮を薄く切り落とす
  3. パイナップル表面の螺旋状に並んでいる突起を確認する
  4. パイナップル表面の突起に沿って、V字に包丁を入れて取り除いていく
  5. 縦半分に切り、食べやすい大きさにカットする

パイナップルの突起部分は、果肉と同様に食べられるため、取り除く必要はありません。しかし、パイナップルの口当たりが良くなりますので、子供に食べやすい食感にできます。

3.華やかな見た目が魅力|パイナップルポート

パイナップルボートとは、パイナップルの皮を器として扱えるようにする切り方です。パイナップルの果肉やその他のフルーツを盛り付けられます。

パイナップルボートを作る手順は、以下の通りです。

  1. パイナップルを立てて半分に切る
  2. パイナップルの皮を貫通しないように、切り込みで囲っていく
  3. パイナップルの芯と果肉の間に包丁を差し込む
  4. 皮側に向けて斜めに切り込みを入れて果肉を取り出す
  5. 反対側も同じように取り出す
  6. 左右から残った芯の下側に切り込みを入れて取り出す
  7. パイナップルの果肉を一口サイズにカットする
  8. パイナップルの皮の器に盛り付ける

パイナップルの皮を利用した器は、見た目のインパクトが強いため、パーティーやおもてなし用の演出をする際に試してみましょう。

スナックパインなら手でちぎって食べられる!

パイナップルのカットが苦手な人は、スナックパインがおすすめです。

スナックパインは、台湾原産のパイナップルであり、沖縄県を中心に栽培されています。ボゴールパインとも呼ばれており、果肉は通常のパイナップルよりも柔らかい品種です。

パイナップルを包丁で切らなくても、一節ずつ手でちぎれるため、お菓子感覚の独特な食べ方がスナックパインの魅力です。スナックパインを食べる際は、お尻の部分を2cmほどカットしてからちぎりましょう。

また、スナックパインには、通常のパイナップルでは固くて食べない芯にも甘みが広がっています。スナックパインの芯も果肉と同様に柔らかくなっているため、捨てずに食べてみましょう。

カットしたパイナップルを保存する2つの方法

パイナップルは、大きいものだと約1,800gにもなるため、いくら美味しくても食べ切れない場合もあるでしょう。

しかし、パイナップルは生鮮食品であるため、適切に保存しないとすぐに傷んでしまいます。

ここでは、食べきれなくて残ったパイナップルの保存方法を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

方法①.冷蔵保存

カットしたパイナップルは、密閉容器に入れて冷蔵保存しましょう。

保存容器に入れる際は、カットした断面をラップで包むと乾燥を防いだり、果肉の変色や風味の劣化を防いだりする効果があります。

パイナップルを一口サイズにカットしている場合は、ラップは不要なため、そのまま密閉容器に入れてください。

ただし、密閉容器にカットしたパイナップルを入れても、保存期間は2〜3日が目安です。長期保存には向かないため、すぐに美味しくいただきましょう。

方法②.冷凍保存

カットしたパイナップルには、冷蔵以外に冷凍保存する方法があります。

フリーザーパックに入れて冷凍すれば、およそ1ヶ月は保存可能です。長期的にパイナップルを保存したい方は、冷凍保存をおすすめします。

ただし、フリーザーパックに入れて保存する際は、カットしたパイナップルが重ならないようにしましょう。

冷凍するとカットしたパイナップル同士がくっつくため、必要な分だけを取り出せなくなります。フリーザーパックに入れる際は、パイナップルがくっつかないように並べましょう。

例外として、1回分の使用量を決めて、ラップに包んで冷凍保存するのであれば、わざわざ並列にしておく必要はありません。

パイナップルの切り方を学んで美味しく食べましょう!

本記事では、基本から応用のパイナップルの切り方や保存方法について解説してきました。

パイナップルの切り方次第で見た目や食感が変わってきます。汎用性の高い切り方をするなら基本的なカット、見た目を重視するならパイナップルボートがおすすめです。

パイナップルをカットする目的によって、切り方を変えてみてください。

また、パイナップルは食用だけでも200種類以上存在しています。通常のスーパーで販売されているパイナップルは2〜4種類ほどであるため、好みの商品を購入できる機会は少ないでしょう。

沖縄県名護市のナゴパイナップルパークでは、様々な種類のパイナップルを使用したスイーツやジュース、料理を堪能できるカフェが併設されています。パーク内で販売されているパイナップルは、スーパーでは見かける機会が少ない品種です。

沖縄県内のパイン農家と直接契約して仕入れているパイナップルを、ぜひ現地で手に入れてみてください。

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